鎧武の「レモン」について語りたい
今回は、「仮面ライダー鎧武」に登場する「レモン」について語りたいと思います。
※これより先は「仮面ライダー鎧武」のネタバレを含むので観覧には注意が必要です。
まず「レモン」 についてですが、仮面ライダー鎧武に出てくる「レモンエナジーロックシード」及び「レモンエナジーアームズ」などの「レモン」という名がついたもののことを指しています。
今回は、その「レモン」について気になったことをまとめてみました。
仮面ライダーデュークのレモン
まずは、「仮面ライダーデューク」のレモンについてです。
仮面ライダーデュークにとって、レモンエナジーアームズは基本フォームなのですが、開発者である戦極凌馬が自らチューニングすることで、戦闘能力の強化だけでなく、透明化や敵の能力分析を行えるなど、他のアーマーライダーとは一線を画す存在となっていました。
また、上記の鎧武外伝では「レモンロックシード」というレモンエナジーロックシードのプロトタイプが登場しているのですが、変身時の音声が「レモンアームズインクレディブル・リョーマ」 となっており、「仮面ライダー鎧武」において「レモン」は、仮面ライダーデュークだけでなく、戦極凌馬を象徴するものだというのがさらに強調されていました。
仮面ライダー鎧武のレモン
次は、仮面ライダー鎧武のレモンについてです。
仮面ライダー鎧武の場合、
を使い、中間強化フォームのジンバーレモンアームズに変身していました。
ちなみに、鎧武のジンバーアームズにおいて、ジンバーチェリーは移動速度上昇、ジンバーピーチでは聴覚の強化に当てられているのですが、ジンバーレモンは、純粋な戦闘能力の強化だったことから、鎧武が使うレモンエナジーロックシードは、ジンバーアームズシリーズの中で主力形態として活躍していました。
また、劇場版では、コウガネの手先に堕ちた際には、ブラックオレンジロックシードとブラックレモンエナジーロックシードを使用して、仮面ライダー鎧武・闇に変身しており、ロックシードは人が使うには危険なものであるということを再認識させられました。
仮面ライダーバロンのレモン
最後は、仮面ライダーバロンについてです。
バロンの場合は、最終強化フォームなのですが、戦極ドライバーではなく、ゲネシスドライバーを要して変身しているのが特徴でした。
しかし、第43話にて、ゲネシスドライバーが破壊されたことにより、駆紋戒斗が凌馬に追い詰められ、ヘルヘイムの毒に侵食された状態でヘルヘイムの実を食べることで、ロードバロンに変貌してしまいました。
その様子はまるで、レモンエナジーロックシードが、ゲネシスドライバーとともに強さを求める駆紋戒斗を人間として押さえつけている役割を担っていたものとなっていたように見えました。
まとめ
「仮面ライダー鎧武」において、「レモン」関連のロックシードは、
が使用していました。
そんな「レモン」は、人間と人ならざるものの境界線を漂う登場人物たちを象徴するものだったのかもしれません。
最後となりましたが、「仮面ライダー鎧武」の「レモン」に関わってくれた全ての皆様、本当にありがとうございます。