「デンジャラスゾンビ」について語りたい

 

 今回は、仮面ライダーエグゼイド」に登場する「デンジャラスゾンビ」について語りたいと思います。

 

 ※これより先は「仮面ライダーエグゼイド」のネタバレを含むので観覧には注意が必要です。

 

    

 まず「デンジャラスゾンビ」ついてですが、仮面ライダーゲンム」が使用している変身アイテム及び強化フォームのことを指しています。

 

 そんな「デンジャラスゾンビ」仮面ライダーエグゼイド」の世界観の中で、一番の異質さを放っており、私の中で気になっている存在でもあります。

 

 今回は、そんな「デンジャラスゾンビ」について気になったことをまとめてみました。

  

   

あらゆるものを死に至らしめるガシャット

 

 まず「デンジャラスゾンビ」の特徴は何と言っても、開発者である檀黎斗の「死のデータを基にして作り上げた」ということです。

  

 この誕生の経緯だけでも異質なのですが、さらにそのガシャットそのものが、使用者がたとえバグスターであっても、死に至らしめる危険性を孕んでいるということです。

 

 現に、第12話で、仮面ライダーレーザーが使用した際には、ライフケージが異常なほど減り、第31話で、仮面ライダーパラドクスが、ガシャコンパラブレイガンで光弾を放つ際に使用した時に苦しんでいる場面があるなど、「デンジャラスゾンビ」が文字通りデンジャラスなものだということを証明していました。

 

異質な見た目とバランスの良い配色

    

 「デンジャラスゾンビ」は、ガシャットもそうですが、変身した姿も文字通りの異色さを放っていました。

 

 第12話で初登場した「ゾンビゲーマーレベルXの姿は、見た目が怪人のようなデザインだけでなく、 今まで蛍光色や原色などの明るい色が多く使われてきた仮面ライダーたちの中で、モノトーンに近い配色となっており、私はその見た目と色合いに惹きつけられました。

    

 また「ゾンビアクションゲーマー レベルX-0」では、 ゲームドライバーがビビットカラーのせいで、一見するとアンバランスな配色となっていますが、そこにエグザイド専用の武器であるガシャコンブレイカー持つことで、色合いがマッチしており、違和感のないバランスの良い配色になっていました。

 

ゾンビを体現したかのような能力

 

 「デンジャラスゾンビ」 は、動きや能力が名前の通りのゾンビそのものを表していたのも特徴的でした。

 

 「ゾンビゲーマーレベルXでは、ゾンビのような動きだけでなく、不死身の能力が備わっており、そこに復活する際の動きやエファクトが加わることで、「デンジャラスゾンビ」 の不気味さに拍車をかけていました。

 

 また「ゾンビアクションゲーマー レベルX-0」になってからも、ゾンビのような動きは健在で、「プロトマイティアクションXガシャットオリジン」の機能のおかげで、ライフが99もあり、いくら攻撃してもキリがないゾンビそのものを体現していました。

 

狂気的な必殺技の数々

 

 「デンジャラスゾンビ」は、見た目や能力も異質さを放っていましたが、劇中で披露した必殺技も印象的でした。

 

 その中でも、ゾンビが群がるようなエファクトが特徴の「クリティカルデッド」は、「デンジャラスゾンビ」の異質だけでなく、仮面ライダーゲンムがダークライダーの1人であることを証明しているかのような攻撃でした。

 

 また、ガシャコンウェポンを使った必殺技も狂気じみており、特に第23話で、ガシャコンスパローでキメワザを決める際に、ガシャットをまるで使い捨ての弾丸のように扱う様は、ゲンムだけでなく、使用者である檀黎斗の狂気も表していたなと思いました。

 

 ちなみに、ゲンムがデンジャラスゾンビガシャット装填時に使用していた武器の数が最も多く、テレビ本編だけでも、ライダーガシャットを、

 

  • デンジャラスゾンビガシャット
  • ギリギリチャンバラガシャット
  • タドルクエストガシャット
  • ドラゴナイトハンターZガシャット
  • バンバンシューティングガシャット
  • ドレミファビートガシャット
  • ジェットコンバットガシャット
  • プロトマイティアクションXガシャットオリジン
  • ハイパームテキガシャット

 

 の計9本を使い、ガシャコンウェポンは、

 

  • ガシャコンバグヴァイザー
  • ガシャコンスパロー
  • ガシャコンソード
  • ガシャコンブレイカー 

 

 の計4つも使用しており、「デンジャラスゾンビ」の異質な存在感を形作るものの一つとなっていました。

 

まとめ

 

 「仮面ライダーエグゼイド」で最も異質さを放っていた 「デンジャラスゾンビ」なのですが、その中でも、 

 

 

 が、頭の中に残っており、私はその「デンジャラスゾンビ」の魅力に惹きつけられました。

 

  最後となりましたが、「デンジャラスゾンビ」に関わってくれた全ての皆様、本当にありがとうございます。