「間様人(まざまジン)」について語りたい
今回は、「群れなせ!シートン学園」に登場する「間様人(まざまジン)」について語りたいと思います。
※これより先は「群れなせ!シートン学園」のネタバレを含むので観覧には注意が必要です。
「群れなせ!シートン学園」において 「間様人(まざまジン)」は、動物嫌いの人間の主人公として登場しています。
今回は、そんな「間様人」について気になったことをまとめてみました。
動物に関する膨大な知識量
まず、作中においてジンの最大の特徴は、なんといっても「動物に関する膨大な知識」を持っているということです。
そもそもジンが動物に関する知識を持つようになったきっかけは、幼少期に起きた保育園のとある出来事が原因で動物嫌いとなってしまい、その自衛のために身につけたのだと考えられますが、10代であの膨大な知識量は正直すごいと思いました。
そしてその知識は 「群れなせ!シートン学園」において、ジンの最大の武器となっており、自分のためだけでなく、様々な問題の解決の鍵となっていました。
動物に対する容赦のない言動
動物嫌いのジンは、人間のヒロインである牝野瞳(ひのひとみ)に対しては紳士的なのですが、それ以外の登場人物には、かなりな扱いをしています。
一例を挙げると、動物である登場人物のほとんどを「ケダモノ」または「クソ(またはバカ)+名前(動物名)」で呼んだりするだけでなく、生態を説明するためとはいえ、女(メス)相手にスカートをまくしあげたと、異性の対象としてほとんどみていないなど、かなり容赦のない言動が目立っており、ジンの動物嫌いは根深いものなのだなと感じさせられました。
時折見せる動物への優しさ
ジンは、上記のように動物嫌いではありますが、作中ではランカだけでなくで他の動物たちに優しくしたり、手助けしたりなど、いわゆるツンデレと呼ばれるような行動をとっていました。
実は、保育園のとある出来事が起きるまでは、ジンは現在のランカと同じように動物と仲良くしようとしたことが、単行本の第1巻で判明しており、ジンが動物たちに時折見せる優しさは、彼の心の奥底に、動物と仲良くなりたいという思いが残っているのからかもしれません。
ちなみにこれらの行動は、「ツンデレ」と「ジンがデレる」をもじって「ジンデレ」と呼ばれています。
まとめ
「群れなせ!シートン学園」において動物嫌いの人間の主人公の「間様人(まざまジン)」ですが、私はその中で、
- 動物に関する豊富な知識
- 動物に対する容赦のない言動
- 時折見せる動物への優しさ
が彼の魅力だと、私は考えています。
最後となりましたが「間様人」に関わっているすべての皆様、本当にありがとうございます。